はじめに

8月に入り、連日、外出するのをためらうような暑さが続いています。

この時期は、食卓にも爽やかな雰囲気を取り入れたくなりますね。
「涼やかさ」は、夏の食卓を心地良く感じるための重要なポイントです。

今日は、TMSのレッスンで生徒さんたちが作られた実習テーブルの写真をご紹介しながら、夏のテーブルコーディネートに活かせるアイディアを紹介します。
誰でも手軽に実践できるアイディアばかりですので、是非お試しくださいね♪

 

ポイント1  カラーの選び方

夏にぴったりのカラーを選ぶことで、食卓に一気に季節感を表現することができます。
私のおすすめの夏のカラー配色は1位は青と白、2位は黄色と青(緑)、3位はベージュとグレーなどです。

青と白の組み合わせは、涼しげで爽やかな印象を与えます。染付の和食器などもおすすめです!

 

黄色と青(緑)の組み合わせは、元気で明るい雰囲気を演出します。ビタミンカラーですね♪

 

ベージュとグレーの組み合わせは、シックでおしゃれな雰囲気を作り出します。都会的なイメージです。
 

色にはそれぞれに人の心を動かす心理的効果があります。
共にテーブルを囲む人のことを思いながら、rテーブルの配色を楽しんでみてくださいね♪

 

ポイント2 涼しさを演出する素材選び

涼しげな素材を使うことで、食卓に爽やかさをプラスできます。
例えば、ガラスのプレートやグラスを多めに使う、柔らかいナチュラル素材のテーブルクロスやナプキン、竹のランチョンマットなどがおすすめです。
私は夏は白木やかご素材を使ってスッキリと和風の食卓をしつらえるのが好きです。
ガラスのアイテムは透明感があり、リネンの布製品は肌触りが良くリラックスムード、竹やラタンなどのアイテムはナチュラルで涼しげな印象を与えます。これらの素材を組み合わせて、涼しげなテーブルを演出してみるのもおすすめです。物を置きすぎないように注意してみて下さいね!


  

ポイント3  季節の花やグリーンの使い方

季節の花やグリーンを取り入れることで、テーブルにいきいきとした生命感と彩りをプラスできます。
夏の食卓に特にお勧めなのは、ひまわり、ラベンダー、アンスリウム、青紅葉、ドウダンツツジなど。
ひまわりは元気なイメージですが、最近ではブラウン系の渋いひまわりも売られています。
大人っぽいイメージを楽しむのにピッタリです。
ドウダンツツジは飾るだけで、涼し気で夏の食卓にぴったりです。比較的日持ちするのも嬉しいですね。
どうしても花のもちが悪くなってしまう季節なので、観葉植物やハーブの鉢植えをそのままテーブルに置くと、ナチュラルで爽やかな雰囲気を演出できます。その際、なるべく鉢植えの土が見えないようにしてください。
鉢を籠に入れるなどすると、土が見えづらくなりますよ!

  

 

ポイント4 テーブルウェアと小物の選び方

夏らしいテーブルウェアと小物を選ぶことで、コーディネートに統一感を持たせることができます。例えば、シンプルな白い食器に、ブルーのグラスやカトラリーを合わせると涼しげな印象になります。さらに、テーブルランナーやナプキンには、ストライプやチェックなどの夏らしい柄を選びましょう。アクセサリーには、貝殻や海のモチーフのアイテムを取り入れると、夏の雰囲気が一層引き立ちます。
貝殻は、昔、旅先で子供たちと拾ったものをよく洗って今も大事に使っています。

 

 

おわりに

夏のテーブルコーディネートは、カラー配色、涼しげな素材、季節の花やグリーン、そして統一感のあるテーブルウェアや小物を取り入れるという4つのポイントを意識すると、簡単に実践できます。

青と白のカラー配色やガラス、リネン、竹の素材や籠、ひまわりやラベンダーの花、貝殻やマリンテイストのモチーフを活用して、食卓を夏らしく涼しげに演出してみましょう。
素敵な夏の食卓を楽しんでくださいね!

 

 

《この記事を書いた人》

水谷美枝子(MIZUTANI MIEKO)テーブルコーディネーター

テーブルコーディネート教室 Table meets style主宰(東京)

山久漆工towanブランドディレクター

歳時記研究会共同主宰

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